漢詩な一日
住職は趣味の一環で、時々漢詩をつくります。年頭や折々の行事にちなんで今までに作った漢詩を紹介します!

  授戒会法語(一先)

仏戒光明洗緑顛        仏戒の光明緑顛を洗い

山中諸嶽百花鮮        諸嶽の山中百花鮮やかなり
恭親湯献拝威徳        恭しく親湯を献じて威徳を拝す
清幽三松慕祖賢        清幽三松に祖賢を慕う

平成11年大本山總持寺の御征忌會で焼香師を務めさせて頂いた。僧侶になってからの最高の名誉、感激の一時でした。太祖様に一椀の香湯を献じ感涙に咽ぶ法語をしたためました。
(尚、スタッフ紹介のページの写真は、その時の写真です)

  頌春(一先)

薬師山頭春色鮮        薬師山頭春色鮮やかに
瑞澤村居坐梵延        瑞澤の村居梵延に坐して
瑠璃光拝孤燈下        瑠璃光を拝す孤燈の下
平成拾弐賀新年        平成12年の新年を賀す

平成12年の年賀状にはじめて漢詩をとりいれた。
起句と承句の平仄が同じになってしまった失敗作です。

  抗州(一東)

抗州百里旅愁中        抗州百里旅愁の中
遠景車窓地接空        遠景の車窓地空に接し
緑光恒照西湖畔        緑光恒に照らす西湖のほとり
燕居胡座夕涼風        燕居胡座する涼風の夕べ

中国の旅行記です。上海から抗州までバスにゆられること3時間強行けども行けども同じような風景が続く大陸です。抗州の観光地西湖を訪れました。小さな湖でしたが周りの木々に緑色の電灯が点けられ湖全体が緑のイルミネーションと化していた。休憩所に坐してくつろいでいるとなんとも涼しげな風が吹いて心地よい夕暮れでした。