送行 (「そうあん」。乞暇「こうか」ともいう。修行を終え、山を下りること)

平成13年7月16日、大晋は大本山總持寺における3年半の修行生活を終え、送行いたしました。約1200日にも及ぶ、大行持を終えほっと一息ついているところです。安居中にお世話になったみなさまには、この場をお借りして御礼申し上げます。

 總持寺佛殿 (大雄宝殿)

送行当日は汗ばむほどの初夏の陽気。雲ひとつない朝に、佛殿も光輝いています。
 乞暇の拝登

送行する日、朝課の際に御開山瑩山禅師さまに乞暇のご挨拶を致します。3年半前、太祖大師のお膝元での修行を志し、同様に拝登したのがまるで昨日のことのようです。
 看経拝

第一看読寮において、新到和尚により毎朝行われる「看経」。大晋の修行もここから始まりました。送行のその日に導師を務め、新到和尚の随喜をたのんで、龍天護法大善神・白山妙理大権現に心からのお拝を捧げます。
 香積台にて

出発直前。「上げ手巾」という僧侶独特の旅装に身をかためて、諸老師がたよりのお言葉を頂戴します。送行者の見送りは、安居者の会(学校で言えば生徒会にあたる)の「三松会」が行持を案内してくれます。
 記念絡子の授与

送行記念の絡子を頂戴します。修行した年月により、色に多少の違いが生じます。絡子は袈裟と同じで、色のものは資格がないと着けられません。大晋は既に資格を戴いているので、色のものを着用しています。
 見送りに集まってくれた大衆

香積台前に集まってくれた修行僧仲間(大衆)です。いつか彼らも送行する日がきて、、見送られる側にたつ。そんな日を思いつつ、先に出発する修行僧を見送ります。
 道すがら

香積台出発直後。仲間と歓談しながら、山門へ向けて足を運びます。つらい修行でしたが、それだけに共に頑張った仲間は忘れられません。幾人かはまだ本山で頑張っています。再会を期し、また己の修行もまだまだこれから。決意も新たに、歩みを進めます。
 皆にかこまれて

山門までくると、そこで記念撮影。200名近い僧侶が起居を共にする大本山ならではの光景です。
 中井副寺老師に喰われるの図

安居中、特に懇意にしていただいた中井副寺老師です。共にコンピュータという共通の趣味があり、事務系の接客当時より大変お世話になりました。
 送行の恒例行持 「胴上げ」

香積台より山門を経て、上山時の安下所ともなる三松関に至って、見送り行持は終わります。最後を飾るのは、恒例の胴上げです。体重の軽重によって、あがる高さもだいぶかわります。とりわけ軽い大晋はというと・・・!?
 同安居と

平成10年夏安居も、大晋の送行であと8名。冬安居をくわえても14名。夏冬あわせて80名以上いたことを考えると、随分少なくなりました。送行し、地方に帰って活躍している同安居も大勢。いずれにしても得がたい仲間たちです。
 同日安居 稲村秀樹禅兄

幸か不幸か、大晋と同じ平成10年3月10日に版三下した同日安居です。最初は4人いた同日安居も、大晋の送行で彼一人となりました。侍真寮も当然同期で、時には天敵、時には友人として、様々な付き合いをさせていただいた仲間。現在も本山の参禅係主任として活躍中です。
 大本山總持寺 千葉県人会

千葉県出身の現役安居者で構成する千葉県人会。近隣にも関わらず千葉県からの安居者は少なかったのですが、近年10名を超える数に成長したため、昨年発足した新しい会です。(大晋が作ったのです〜o(*^▽^*)o♪) 県内よりの安居者の様々な便宜をはかるべく活動しています。(前列左から伊藤太祐師、大晋、庄司徳潤師、後列左から菊谷尚道師、武田泰道師)

尚、大晋は送行後の7月18日より、横浜市内の建功寺さまに於いて納所としてお手伝いさせていただいております。本山からの距離はほんの僅か。車なら10分程度しかかからないところです。近日中には福聚院の副住職ともなる見込みです。今後とも変わらぬご交誼のほどよろしくお願いいたします。(^^)ゞ